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自首について弁護士に依頼するメリット

  • 文責:所長 弁護士 大澤耕平
  • 最終更新日:2023年9月8日

1 自首

自首をすると、検察官による最終処分の際、及び、裁判になった場合の判決の際に、有利に評価される可能性があります。

上記のような効果は、弁護士が自首に同行してもしなくても同様と思われますが、弁護士が自首に同行すると以下のようなメリットがあると考えられます。

2 精神的な負担を軽減

犯罪をして、警察に自首した方がいいと考えていても、犯罪を申告するために1人で警察署に行くことは、怖くてできないという方も少なからずいらっしゃいます。

そのため、弁護士と同行しなければ、自首できないという方にとって、大きな精神的な支えとなることができます。

3 身柄拘束を避けられる可能性がある

自首を考える方が恐れていることは、自首しないままに警察に逮捕されてしまうことかと思います。

身柄拘束されると、自由を奪われること自体の苦痛があることはもちろん、仕事や学校等に行けなくなり、日常生活に多大な影響を及ぼします。

また、場合によっては、マスコミに実名報道されるというリスクもあります。

警察への自首に弁護士が同行した場合、弁護士は、捜査担当の警察官に対して、今後の任意取調べには応じること、行方をくらましたりはしないこと、電話番号や住所が変更した際は必ず警察にも伝えること等を説明し、逮捕せずに在宅捜査で進めてほしいということを要請します。

逮捕というのは、被疑事実の内容及び逃亡や証拠隠滅のおそれ等を考慮してされることが多いと思われますが、弁護士同伴で自首をすることによって、逃亡のおそれが低いことを主張できます。

また、被害者が存在する犯罪の場合、被疑者が被害者に接触する可能性の有無というのも、罪証隠滅のおそれに対する大きな考慮要素になると思われます。

弁護士がついていれば、謝罪や示談等の被害者対応を弁護士がすることを約束できますので、被疑者が被害者に接触する可能性を大幅に低下させることができます。

このように、弁護士が自首に同行し、逮捕の必要性がないということを弁護士が主張することにより、口だけではなく客観的な状況から、逮捕を防ぐことができる可能性が高くなるといえます。

4 自首についてご相談ください

罪を犯したが、現時点では警察には検挙されておらず、日々、警察に逮捕されるのではないかと不安な日々を送っていらっしゃる方もいらっしゃると思います。

自首同行のみのご依頼をお受けできる場合もありますので、ぜひ、自首についてお悩みの方は当法人へご相談ください。

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